小柴鑚穂(こしばさんすい)作の和紙小札兜を使用した兜収納箱飾りです。
和紙小札兜は「江戸甲冑」ともよばれ、主に平安、鎌倉時代の現存の国宝等を模写縮小して作られたもの。国宝の大鎧の小札には主に牛革が用いられていますが、この和紙小札シリーズの甲冑は小札に和紙をカシュー漆等で塗り固めたものを用いて再現しています。
兜は細小札に萌黄色裾濃縅を施しました。木目を生かした収納箱には彫金でお子様の健やかな成長を願い竹を描きました。間口38cmと非常にコンパクトな趣のある収納箱飾りです
作家プロフィール
小柴 鑚穂(こしば さんすい)
昭和35年、東京生まれ。高校卒業後、父・三代小柴暁山のもとで、江戸甲冑の製作を修行。その後、古代甲冑の復元に興味を抱き、先代加藤一冑の三男・加藤良氏に師事して、国宝大鎧の縮尺復元の技術を学ぶ。平成2年、小柴鑚穂を名乗り、父暁山とともに工房を設立、現在に至る。江戸甲冑の中堅として、今後を大いに期待される作家である。
兜サイズ:1/4
屏風:金裏箔屏風
飾り付けサイズ
・間口38cm
・奥行29cm
・高さ50cm
