吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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お白酒満たされてゆく江戸切子
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ちちの眼鏡ははの帯止め雛段に
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雛の間雛の膳のはこばるゝ
黒田 杏子
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合格をそっと雛に告げにけり
春日 恭子（四四歳 ケアマネージャー）新潟県佐渡市
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図書室の小さな小さなお雛さま
本田 正四郎（五九歳 無職）埼玉県桶川市
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おひな様今年も笑って会えました
冨松 実（二九歳 会社員）神奈川県横浜市
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嫁ぐ娘の雛にささやくさやうなら
猪股 一幸（八八歳 農業）新潟県佐渡市
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待っててねもうすぐ逢えるおひな様
土屋 由紀子（二七歳 自由業）北海道札幌市
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ひな祭やさしい気持になれる時
小野寺 美里（高三）東京都・日本橋女学館高等学校
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震災の街に飾りしお雛様
松下 弘美（四七歳 塾講師）兵庫県神戸市
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去年より背伸びた少女雛飾る
藤井 陽菜（高三）長野県松本蟻ヶ崎高校
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遠き日の恋なつかしや雛の髪
北村 純一（六三歳 会社員）神奈川県厚木市
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愛らしき子が美しき雛に逢う
後藤 順（五六歳 公務員）岐阜県岐阜市
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おひな様かわいい笑顔幸せだ
井上 真依（高一）東京都・日本橋女学館高等学校
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ひな壇の前で毎年家族写真
松本 美恵子（三一歳 主婦）東京都稲城市
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ひなおさめとてもかなしくなるんです
藤木 克成（小四）東京都・葛飾区立幸田小学校
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ひなまつり一番好きな行事だよ
楢原 美穂（小五）大阪府・大阪市立大宮小学校
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ひな様と一緒にくらした十年間
外岡 真帆（小四）兵庫県・篠山市立大芋小学校
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ひなまつりやっとこの日がやってきた
中島 梨々香（小四）大阪府・高槻市立奥坂小学校
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ひなかざるかあさんの顔やさしいな
宇都宮 さや（小五）愛媛県・八幡浜市立松陰小学校
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流しびな病気を飛ばせたのんだよ
赤阪 美樹（小六）兵庫県・篠山市立城北小学校
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雛祭りうぐいす共にやってくる
岡本 祐里子（中三）埼玉県・ときがわ町立玉川中学校
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雛だんを何度も見上げる小さな子
水本 真美（中三）宮崎県・諸塚村立諸塚中学校
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にっこにこくちいっぱいにひなあられ
旭 桃子（小四）東京都・葛飾区立幸田小学校
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ひなの日のお祭りさわぎの平和かな
森 翔（中一）青森県・むつ市立大湊中学校
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ひな人形ちょっとの間家族だよ
宮下 龍之介（小五）長野県・高森町立高森北小学校
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お雛様春の始まりつげている
友田 美紗（中二）東京都・日本橋女学館中学校
吉徳ひな祭俳句賞 2009年入賞作品
第二十五回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数三九五五句の投句をいただきました。
この中から、一般の部十二作品、ジュニアの部十二作品を、選者 黒田杏子先生によって選出させていただき、ここで発表させていただきます。
【選者吟】
一般の部 入賞12作品・応募総数2,289句（敬称略）
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
ジュニアの部 入賞12作品・応募総数1,666句（敬称略）
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
黒田杏子先生 総評（直筆）
