男性作家 大橋 弌峰作の雛人形
天皇陛下が晴れの儀式の際に着用させる”黄櫨染御袍(こうろせんのごほう)”の裂地を雛人形用に再現し、男雛に着せ付けました。
裂地には桐、竹、鳳凰(ほうおう)、麒麟(きりん)の文様が織り出されています。
京頭師の重鎮川瀬猪山の雛頭を用いて作り上げた、古都ならではの気品と伝統の香りをお楽しみください。
お道具は、菊文様の曲物(まげもの)、雪洞の変わりに短檠(たんけい)を用い、細部までにこだわりました。
作家プロフィール
大橋 弌峰(おおはし いっぽう)1940年、京都生まれ。
京雛づくりの名匠・初代大橋弌峰を父に持ち、一子相伝の厳しい修行と研鑽を重ね、その絶妙な名人技を見事に継承しています。
また雛まつりの歴史を彩る享保雛など古典雛の再現も行い、京雛人形界の代表的作家となっています。
瑞宝単光賞受賞。京都府伝統産業優秀技術者認定。伝統工芸士認定。
間口9
飾り付けサイズ
・間口150cm
・奥行190cm
・高さ118cm
・人形サイズ:親王(男雛・女雛):京六番 三人官女他:八寸
・屏風::霞模様
・お道具:菊文様の曲物
