絆(きずな)2013年版・第13号 その3

我が家のおひなさま

青森県青森市 
松野 紗夏(まつの さな)ちゃん
(平成二十三年七月十九日生)


真っ青な空に夏の太陽が眩しい日、紗夏は産声をあげました。元気いっぱいで好奇心旺盛、体を動かすことが大好きな紗夏。慣れない育児に奮闘していたある日、両親からおひなさまを贈りたいと嬉しい提案がありました。私自身が吉德さんのおひなさまで育ち、その優しいお顔が大好きでした。両親の好意に甘えカタログを取り寄せてみると、「立姿雛」に一目惚れ。あとは注文するだけと思っていたところ、大好きな祖父が亡くなりました。悲しみに沈んでいるうちに気がつけばもう二月。祈るような気持ちで電話をすると、なんと最後の一体。まさに縁を感じました。きっと祖父が巡り合せてくれたのだと思います。愛らしく、しかも凛としたおひなさまを見るたびに、祖父や両親への感謝の気持ちでいっぱいになります。家族の想いが詰まったおひなさまに見守られて、紗夏が健やかに成長してくれることを願っています。
(母・松野 紗弥子 記)

すてきな初節句

千葉県千葉市 
齋藤 朱里、光里
(さいとう あかり、ひかり) ちゃん
(平成二十三年八月十日生)


平成二十三年八月十日、双子の女の子「朱里」と「光里」が誕生しました。初節句を控え、ベビーショップなどいくつかのお店を回りましたが、なかなか気に入ったものが見つからず、雛人形といえばやっぱり「顔がいのちの吉德さんでしょう」ということになり、モラージュ柏店の吉德さんへ行きました。さすがは顔がいのちの吉德さんだけあって、品のあるやさしい顔立ちの雛人形が数多く並んでいました。お店の方も親切にわかりやすく説明してくださり、美しいお顔で優しい雰囲気のある「福寿雛」が気に入り、即決しました。すごく気に入ったお雛様を見る度に嬉しくなります。こんな素敵なお雛様に出会わせてくれた吉德さんと、贈ってくれた両親に感謝しています。これからも娘の健やかな成長と幸せを願いつつ、毎年節句のお祝いをしたいと思います。そして将来娘と一緒にお雛様を飾ることを楽しみにしています。
(母・齋藤 裕美 記)

我が家のお雛様

東京都大田区 
村尾 南実(むらお みなみ)ちゃん
(平成二十三年八月十五日生)


平成二十三年真夏の晴れた日に南実は誕生しました。結婚五年目にして授かった待望の赤ちゃん。産まれてきたのが女の子と知った時はとても嬉しかったです。お雛様は様々なお店のカタログを見て検討しましたが、吉德さんのお雛様のお顔立ちが気に入り、本店へ伺いました。店内にはたくさんのお雛様がありましたが、決めたのはカタログで第一候補にしていた三段飾り「花ひいな」。お人形のお顔が優しく可愛らしかったことと、五人囃子まで揃っていたことが私たちの希望通りでした。「花ひいな」は衣裳やお道具、小物など全てに桜があしらわれています。我が家には樹齢六十年の桜の木があり、そこにもお雛様とのご縁を感じました。初節句は両家の両親も集まり、お被布を着た娘とお雛様を囲んで賑やかにお祝いしました。いつか娘と一緒に飾れたらいいな。そんな日がくることを今から楽しみにしています。
(母・村尾 幸子 記)

我が家のひな祭り

東京都江戸川区 
竹内 美琴(たけうち みこと)ちゃん
(平成二十三年九月五日生)


両家にとって初孫となる娘の美琴は、皆に祝福され、素敵な初節句を迎える事ができました。岩手の両親がお雛様を買ってあげたいが来られないというので、主人のお母さんと吉德さんへお雛様を選びに行きました。「嫁ぐ時に持って行くのだから一生ものだよ」と母に言われていたので、お顔の品の良さと衣裳の素晴らしさに惹かれ、江都みやびの親王飾りに決めました。主人のお母さんからは、可愛らしい吊るし飾りと娘にそっくりな市松人形を買ってもらいました。私自身お雛様を持っていなかったので、飾り終わり娘を抱いて二人で眺めていた時、感動して込み上げるものがありました。成長した娘と飾り付けするのが楽しみです。これからも双方の実家の家族の気持ちとお雛様を、大切にしていきたいと思います。
(母・竹内 良子 記)

幸せな初節句

東京都江戸川区 
下田 結珠(しもだ ゆず)ちゃん
(平成二十三年十月二日生)


昨年十月二日に待望の娘が誕生しました。出産までは無事に生まれることを日々祈り、生れてからも、大切な娘にとって何が最善かを試行錯誤する毎日です。そんな娘の初節句は、娘の一生の幸せを願い、華やかで幸せに満ちたものにしてやりたいと思い、お雛様選びはその最も大事な要素と考えつつ、人形店が集まる浅草橋へ参りました。「最高のお雛様を選びたい」、その気持ちは人一倍でしたが、多くのお雛様を前に困惑。そんな私たちに、吉德さんでは丁寧にお人形の説明をして下さいました。他の人形店も見ましたが、吉德さんのお雛様の幸せそうなお顔、華やかなお衣裳と、その美しい着付けにすっかり魅了されてしまい、「江都みやび御雛」を頂くことにいたしました。お陰様で、最高のお雛様と、贈ってくれた両親に見守られ、娘のこれからの幸福の一部を垣間見たような、幸せな初節句を迎えることができました。
(母・下田 由佳 記)

美しい雛人形と伝統

東京都世田谷区 
古田 楓(ふるた かえで)ちゃん
(平成二十三年十月三日生)


長女「楓」が誕生し、手探りの育児の日々の中「母も私をこんなふうに大切に育ててくれたのだ」とじんわり感じるようになりました。そんな思いに重なるように、初節句を前に目にとまったお雛様は、母や姉とも一致する品でした。母は洋裁のプロ、姉と私は日頃から和服を嗜むこともあり、「大橋弌峰氏の京雛」の美しさに見とれ、迷わずに選びました。また、吉德のスタッフの方がお人形への思いを熱く語って下さったこともとても印象に残りました。初節句のお祝い当日は、旦那の母の豪華なお料理、美しいお人形、そして楓を囲んでの皆の笑顔に温かい気持ちが一杯でした。「楓」という名には「伝統を重んじる、雅」という思いが込められています。丹精込めて丁寧に仕上げられた雛人形が大切に飾られ、代々受け継がれるように、娘にも「毎日をていねいに過ごせる人生であること」を祈った思い出深い初節句となりました。
(母・古田 尚子 記)

すてきな初節句

千葉県柏市 
渡邊 香澄(わたなべ かすみ)ちゃん
(平成二十三年十月十日生)


二〇一一年十月十日、我が家に待望の長女が誕生しました。身も心も美しい女性に育って欲しいという想いを込めて香澄と名付けました。私の母が遊びに来た際「おじいちゃんとおばあちゃんから香澄ちゃんへお雛様を贈りたいのだけれど、どんなお雛様がいいかな?」と話があり、近所の吉德へ見に行きました。店内には、素敵な雛人形が沢山並んでいて、店員さんの対応と説明もとても丁寧でした。そこで初めて、一つ一つ職人さんの手作りで同じ物はないという一点物の木目込みの雛人形のことを知り、母と私は一目惚れをしてしまいました。  後日、娘によく似合うと思っていた雛人形を主人にも見てもらうと、直ぐに賛成してくれたので早速購入しました。祖父と祖母が娘のために贈ってくれた素敵な雛人形は我が家の大切な家族です。これからもずっと娘の成長を温かく見守り続けてくれる様に心から願っています。
(母・渡邊 直美 記)

笑顔あふれる初節句

東京都板橋区 
竹内 舞(たけうち まい)ちゃん
(平成二十四年一月十二日生)


平成二十四年一月十二日、長女・舞が産まれました。育児に慣れることができず準備の余裕がないため、初節句は来年にしようかと迷いましたが、本当の初節句は今年しかないと思い、母と浅草橋へ。その日は東京マラソンの日で浅草橋も大変な賑わいでしたが、三月三日が迫っていたためか幸いなことにお店はすいていて、ゆっくりとお人形を見ることができました。吉德から何軒かお店を巡り、最後に再び吉德へ。色々なお人形を見て目が肥えてきた母と私。お人形のお顔、衣裳、屏風、全てが気に入り、「これだ!」と決めました。家に届いたお人形を飾ってみて、本当にこれで良かった、と嬉しくなりました。当日は八十四歳の私の祖母も一緒にお祝いできました。今年はまだわからなくても、来年は自分のお人形を見て舞も笑顔のはず。これからずっとこの素敵なお人形を飾り、みんなで舞の成長をお祝いしていきたいと思っています。
(母・竹内 久美子 記)