【2024年】雛人形のおすすめ人気ランキング10選

雛人形は、お子様の健やかな成長と幸せを願い飾ります。
初節句が近づき、雛人形の購入を検討する時期となってきました。
しかし、どんな雛人形を買えばよいか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ひな祭りの意味や選び方、人気の雛人形をご紹介しております。
ぜひ、購入の参考にしていただけると幸いです。
3月に初節句を迎えるお子様やお孫様のために、雛人形をお探しの方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「雛人形」に関する注意事項や、選び方から人気の雛人形までをご紹介いたします。

そもそも「ひな祭り」とは?

「ひなまつり」は3月3日の桃の節句に、女の子の成長と幸せを願う日本独自の伝統行事です。
ひな人形には、お子様の厄を引き受けるという役目があり、 厄を引き受け、女の子が美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められています。

雛人形は誰が買う?

初節句の雛人形は、母親の祖父母から贈る例がよく見られまます。

しかし、現在はかならずしも母親の実家が雛人形を買うとは限らなくなっています。
誰が買う、という決まりはないので、かわいいお子様、お孫様のお祝いをされる皆様で 和やかに話し合って決めていただくのが一番良いと思います。

雛人形を飾る時期、購入時期は?

実は雛人形を飾る時期に、明確なルールは存在しません。
節分の翌日(立春)から2月半ばごろまでに飾るのが主流ではありますが、節分より早く飾っても問題はありません。
しかし昔から、「一夜飾りは縁起が悪い」と言われており、 お節句の前日に慌てて雛人形を飾るのは好ましくないとされています。
ぜひ、余裕をもって準備をし、お祝いしていただければと思います。

もちろん、雛人形を購入する時期にも決まりはありません。
一般的には、売り場での品ぞろえの多い1月中、早い方は11月や12月中に購入される方もいらっしゃいます。
人気の雛人形は早くに売り切れてしまう場合がございます。
また、雛人形が届くまでに時間がかかる場合もあるため、できれば早めに購入することをおすすめします。

雛人形の選び方

雛人形の作りの種類

雛人形には「衣裳着人形」と「木目込人形」の二種類が代表的です。
一般的には、「衣裳着人形」が主流ではありますが、どちらにするかは悩ましいポイントかと思います。
両者の特徴を把握し、用途や好みに合わせてお選びください。

衣裳着人形

衣裳着人形とは、仕立てた衣裳を木材や藁で組んだ胴体に着せ付けて作る人形のことです。
豪華な衣裳を着せているのが特徴で、非常に華やかです。
種類やサイズも様々で、雛人形といえば「衣裳着人形」を指すのが一般的です。

木目込人形

木目込人形とは、桐の木を細かく砕いて粉末にし、これに正麩糊(しょうふのり)を混ぜ合わせて粘土状にしたものを型抜きして、人形の胴体をかたどります(これを桐塑(とうそ)といいます)。
これに細い溝を筋彫りし、衣裳となる布を表面にかぶせ、その端々をこの溝に押し込む(木目込む)ように糊づけし、最後に頭(かしら)を付けて仕上げる人形のことです。
衣裳着人形にくらべて造型的な仕上がりがその特徴です。

タイプ別の雛人形の特徴

雛人形はその飾り方から、大きく4つのタイプに分けることができます。 それぞれの特徴を基にご紹介していきます

親王飾り

親王飾りとは、男雛(お殿様)と女雛(お姫様)のみを飾る雛人形のことです。
サイズや種類が豊富で、シンプルなお雛様が欲しい方にお勧めです。

収納飾り

収納飾りとは、飾り台がそのまま収納箱になっており、人形や道具をしまうことができる雛人形です。
飾り台に高さがあり、床に直接置くことができるため、見栄えよく飾れることができます。

ケース飾り

ケース飾りとは、ガラスやアクリルのケースの中に人形や道具が収まっている雛人形です。
人形や道具は固定されているので、飾りつけの手間がなく、ほこりもつかず、きれいな状態を保てます。

段飾り

段飾りとは、一番上に男雛・女雛、二段目に三人官女、三段目以降に五人囃子などの人形や、お道具を階段状に飾る構成の雛人形です。
三段、五段、七段などの種類があり、サイズや予算によってお選びいただけます。

雛人形の予算は?

初めて雛人形を購入される方には、価格や相場感がわからず疑問に持たれる方も多いかと思います。
雛人形は、「作者」「道具の種類」「素材」などで価格が大きく変動するため、 一概に相場を申し上げるのが難しいのが実情です。
今回は購入の参考になるよう、種類別に価格相場をご紹介します。

・親王飾り・・・ 15万~50万
・収納飾り・・・ 15万~40万
・ケース飾り・・・ 10万~20万
・段飾り(三段)・・・ 20万~50万
・段飾り(七段)・・・ 40万~100万

雛人形の好みや種類に合わせて、購入を検討してみてください。

飾るスペースにお悩みの場合

予算のほかに、雛人形を飾るスペースがあるかは雛人形を買ううえで重要な問題となってきます。
せっかくのお雛様ですから、ご家族やお客様によく見せる場所に飾りたいものです。
購入する前に、飾る場所を数か所イメージしてからお選びすることをお勧めします。

飾るスペースに限りのある方には親王飾りや収納飾り、ケース飾りの雛人形をおすすめします。
最近では間口が60㎝以下の小さな雛人形もあり、飾るスペースにお悩みの方にも人気です。
自身の住まいにあったタイプの雛人形をお選び頂き、ひな祭りをお祝いしましょう。

人気の雛人形ランキングご紹介!

  1. 小三五親王飾り 春窓雛
    格子窓を配し、大空に舞い上がる鶴の刺繍を屏風に施しました。
    屏風には細かな格子と御簾を添えて、窓には大空へ舞い上がる鶴を刺繍で描きました。
    男雛には藤立涌に向い鳳凰丸文様、女雛には雲立涌に唐花丸文様を織り出した金襴で衣裳を仕立て着せ付けました。
    彩り豊かな色糸で織られた金襴衣裳は、華やかな雰囲気を醸し出しています。
    お人形の前には木本来の優しい色合いの貝桶を配し、両脇には紅白梅の彩りを添えました。

    金額 ¥220,000(税込)
    サイズ 間口:70cm・奥行:36cm・高さ:36cm
    作り 衣裳着
  2. 京十一番親王飾り 樋泉円作
    女流作家 樋泉 円作の雛人形
    とぎれることなく続く唐草に宝冠を配し、繁栄を表した宝冠文様の正絹生地を樋泉円独自の本式衣裳に仕立てました。
    艶やかな箔糸がキラキラと輝く衣裳は、お人形の美しさを際立たせています。
    また円形のラインが印象的な扇型の明りにも繁栄の意味が込められ、お子様の幸せを願う気持ちがあふれた親王飾りです。

    金額 ¥330,000(税込)
    サイズ 間口70cm・奥行38cm・高さ35cm
    作者 樋泉 円
    作り 衣裳着
  3. 芥子親王飾り 秋葉聡作
    男性作家 秋葉 聡作の雛人形
    現代風にややスリムな男雛と、六枚剥ぎの打掛をまとう美しい女雛には、伝統文様の菊花文衣裳をお人形に着せ付けました。
    また、女雛は頭に木製の櫛を挿し豪華さを演出しました。
    高岡塗屏風には、月に桜と水桜を加賀蒔絵で描きました。
    コンパクトサイズながらも、美しい屏風とを組み合わせた、素敵なお雛様です。

    金額 ¥220,000(税込)
    サイズ 間口59cm・奥行38cm・高さ34cm
    作者 秋葉聡
    作り 衣裳着
  4. 三五親王飾り
    「古典感覚」と「現代的な愛らしさ」とを巧みにミックスした、人気の親王飾りです。
    平安時代の寝殿造りの御殿で、風をさえぎるとともに装飾としても用いられた几帳を、現代風にアレンジしました。
    また、几帳には、「小桜に流水」の刺繍を施しています。
    全体の雰囲気に合わせ、淡い色合い衣裳のお人形を組み合わせました。
    その華やかな雰囲気と飾り台の落ち着いた色調とが見事に調和した、上品な親王飾りです。

    金額 ¥181,500(税込)
    サイズ 間口75cm・奥行35cm・高さ36cm
    作り 衣裳着
  5. 芥子親王収納箱飾り 花ひいな 春彩
    「桜」をテーマにした、春らしいコンパクトサイズな親王収納箱飾りです。
    収納箱の幕板、屏風に桜を金彩で描いた、コンパクトながらも豪華な一揃いです。
    男雛、女雛の衣裳は、淡い色合いの桜の文様を織り出した春らしい色合いの衣裳を着せ付けました。
    桜柄の屏風と収納箱とがお人形をより一層美しく引き立てます。
    また、お道具にも桜を描いた、まさに「桜づくし」の、華やかで愛らしい親王収納箱飾りです。

    金額 ¥209,000(税込)
    サイズ 間口60cm・奥行36cm・高さ55cm
    作り 衣裳着
  6. 京十二番親王飾り 小出松寿作
    女性作家 小出 松寿作の雛人形
    牡丹唐草が織り込まれた春らしい色合いの正絹衣裳を、松寿の熟練の技で着せ付けました。
    生命力あふれる蔓草と百花の王である牡丹との組み合わせは、昔から格調の高いものとされてきました。
    優しい色合いながらも、確かな作りのお人形が気品溢れる雰囲気を醸し出した女性作家・小出松寿作の親王飾りです。

    金額 ¥275,000(税込)
    サイズ 間口55cm・奥行30cm・高さ29cm
    作家 小出松寿
    作り 衣裳着
  7. 十番親王小三五官女五人飾り
    木目の美しい屏風と飾り台の幕板にはおめでたい「束ね熨斗」の刺繍を施しました。
    伝統文様金襴を纏ったお人形を、優しい色合いの屏風と飾り台に組み合わせました。
    三人官女の衣裳は優しい色合いの桜柄衣裳を着せ付けました。
    お道具も、木目の雰囲気にあうように、上品なワイン色のお道具を用いました。
    洋間にも、和室にも調和する、華やかさあふれる五人飾りです。

    金額 ¥330,000(税込)
    サイズ 間口88cm・奥行80cm・高さ93cm
    作り 衣裳着
  8. 三五親王立姿雛
    いにしえのみやびな情景が浮かぶような、立姿親王飾りです。
    あたたかな春の日差しに呼応するように開いた桜の花々。
    その様子を愛でようと高貴なお二人がお出ましになる、そんな「いにしえ」の情景が浮かんでくるような立姿雛の一揃いです。
    古来より高貴な色とされてきた「紫」の「向鶴」を織り出した、有職文様衣裳を着た男雛。そして、白地の雲立涌に向鶴文の唐衣が印象深い女雛。

    雅な雰囲気を醸し出した、美しい姿の衣裳着立姿親王飾りです。
    屏風の前の和紙スタンドはコードレスの電池式で明かりが灯ります。

    金額 ¥198,000(税込)
    サイズ 間口65cm・奥行45cm・高さ68cm
    作り 衣裳着
  9. 三五親王飾り 御雛
    伝統文様衣裳をお人形に着せ付けた、オーソドックスな親王飾りです。
    伝統柄衣裳のお雛様に金屏風をセットしました。
    金は古来、邪気を祓う色とされることから、お子様の健やかな成長と、明るい未来を願うひな祭りには大変ふさわしい屏風です。
    伝統文様衣裳のお人形の美しさを、金屏風がより一層引き立てる古典美あふれる親王飾りです。

    金額 ¥143,000(税込)
    サイズ 間口70cm・奥行36cm・高さ35cm
    作り 衣裳着
  10. ケース入り小三五親王飾り
    落ち着きある木目のケースにお人形をセットしたケース入り親王飾りです。
    白色が印象的な男雛に、女雛の衣裳には桜柄を織りだしました。
    木目のケースと上品に組み合わさったケース入り飾りです。

    金額 ¥165,000(税込)
    サイズ 間口55cm・奥行30cm・高さ32cm
    作り 衣裳着

まとめ

今回は、雛人形の選び方と、おすすめの雛人形をランキング形式で紹介しました。 種類、予算、スペースの三軸で考えれば、欲しい雛人形もおのずと見えてくるのではないでしょうか。 ご家族皆様で、思い出に残るお節句を過ごしていただければと思います。