吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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卆寿雛白寿の雛飾りけり
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戦火くぐり地震にも耐えし雛のかほ
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父も母も大往生の雛の家
黒田 杏子
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宇宙船にも飾りたい雛かな
原 峻一郎（七九歳 無職）佐賀県佐賀市
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夢に来よ戦火に失せし内裏雛
半田 里子（六九歳 謡曲教授 料理教室主宰）栃木県宇都宮市
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いつまでも家族で祝うひなまつり
フォング 真弓（三三歳 会社員）東京都世田谷区
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姉の夢妹の夢雛は知る
小林 義浩（四四歳 無職）東京都多摩市
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ひなまつりママが着ていた晴着着て
吉永 栄子（六三歳 主婦）千葉県四街道市
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川霧をおほふ山霧流し雛
斎藤 海（五九歳 会社員）兵庫県尼崎市
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雛見つむ母も一人の少女なり
大野 哲太郎（四五歳 アルバイト）東京都足立区
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雛飾ることに一日費やしぬ
大塚 雅彦（三四歳 学生）埼玉県行田市
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かぐはしきひなありてこそやよひかな
相馬 静恵（七八歳 無職）北海道ひだか町
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雛がいる日本に生まれてよかったな
福島 洋子（四十歳 非常勤職員）長崎県島原市
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原爆に消えし姑の内裏雛
村越 緑（五一歳 嘱託職員）広島県広島市
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雛飾る亡き娘いつでもわが傍に
三浦 まゆみ（六五歳 無職）石川県金沢市
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おひなさま一緒の時間幸せです
河本 沙希（中三）東京都・日本橋女学館中学校
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ひなさまをかざっている母きれいだな
長田 悠作（小三）兵庫県・篠山市立大芋小学校
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雛の日や幸せ願ふ妹と
櫛引 萌乃（中三）青森県・むつ市立脇野沢中学校
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ひな人形みんなえがおでかざろうよ
指田 俊（小四）東京都・葛飾区立幸田小学校
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ひな祭りこの一年もしあわせに
松島 竜平（小六）長野県・高森町立高森北小学校
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一年のとくべつな日だひなまつり
諸橋 洋希（小六）新潟県・出雲崎町立出雲崎小学校
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雪どけの春をまってるおひなさま
阿部 史奈（小三）宮城県・女川町立女川第三小学
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ひな人形今年も楽しく笑ってる
田村 祐大（小六）愛媛県・八幡浜市立松陰小学校
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雛祭りこの日はみんな笑うんだ
鈴木 晴干（中三）東京都・日本橋女学館中学校
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雛段が満席になり立つ私
村田 彩夏（中三）埼玉県・ときがわ町立玉川中学校
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ぼんぼりにあかりをつけてスタートだ
牧 大裕（小四）愛知県・江南市立布袋小学校
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おひなさまいいゆめ配る配たつ人
小林 竜大（小四）兵庫県・篠山市立大芋小学校
吉徳ひな祭俳句賞 2010年入賞作品
第二十六回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数四〇五三句の投句をいただきました。 この中から、一般の部十二作品、ジュニアの部十二作品を、選者 黒田杏子先生によって選出させていただき、ここで発表させていただきます。
【選者吟】
一般の部 入賞12作品・応募総数2,260句（敬称略）
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
ジュニアの部 入賞12作品・応募総数1,793句（敬称略）
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
黒田杏子先生 総評（直筆）
