吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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雛の間 雛の句座と なりてゐし
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雪深ければ蔵座敷雛あかり
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お形見と なりし豆雛 貝雛
黒田 杏子
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金星の現れたる窓辺雛飾る
喜田 明子(八八歳 無職)兵庫県南あわじ市
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まだ生きて ゐたいと飾る 雛かな
丸山 智慧子(六五歳 無職)新潟県上越市
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ひなの前 ひそかに思う 夢語る
田村 今日香(十八歳 高三)東京都・日本橋女学館高等学校
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金色の 光の中に 雛立てり
山岸 正昭(五六歳 自営業)山形県山形市
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見習はむ 雛の絶えざる ほほゑみを
遠藤 玲奈(三三歳 家庭教師)東京都文京区
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開島百三十年の雛飾り
曽根 新五郎(六一歳 農業)東京都新島村
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ひな祭 輝いていた 何もかも
小林 綾那(三七歳 派遣社員)福岡県福岡市
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慶びの とき授かりて 雛の家
森住 一義(六七歳 無職)東京都八王子市
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雛の家 辞してまことに 細き月
井上 美保子(五五歳 ヨガ講師)愛知県名古屋市
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喜びて 雛の隣で 眠りけり
高原 郁子(四五歳 主婦)埼玉県さいたま市
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子の笑顔 泣き顔雛 すまし顔
荒木 久子(七三歳 無職)神奈川県横浜市
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雪洞の ほろ酔照らす ひなの宴
木俵 奈美(五四歳 会社員)高知県高知市
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おひなさま じっとしてるよ かはいいな
むら木 ゆら(小一)東京都・葛飾区立幸田小学校
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おひなさま きれいにかざって おまつりだ
半田 琴子(小五)栃木県・宇都宮市立富士見小学校
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おひなさま 本当はずっと 見ていたい
小林 加奈(小四)群馬県・板倉町立東小学校
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家中が 笑顔たえない ひなまつり
溝口 遼太(小四)兵庫県・篠山市立城北畑小学校
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ひなまつり 私と母は 着物きる
カプロス 直美(中一)米国・ワシントン日本語学校
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おひな様 みんな笑顔にする魔法
中村 大治郎(中一)青森県・むつ市立むつ中学校
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ひなまつり すごいたのしみ はやくこい
かねやす たいが(五歳)新潟県・長岡市 恵和保育園
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甘酒で ほほ染めている 祖母と母
青木 楓朱(小六)青森県・女川町立女川小学校
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雛飾る母の背見続け十五年
赤月 紗英(中三)東京都・開智日本橋学園中学校
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ストーブで 家族もひなも 暖まる
福島 一輝(中一)埼玉県・小川町立欅台中学校
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ひな祭り 家族の団欒 作り出す
宮城 陽奈(十四歳)東京都・小野学園女子中学校
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ひなまつり みんなたのしい ワクワクだ
押田 柚禄(中二)東京都・江東区立第二亀戸中学校
吉徳ひな祭俳句賞 2017年入賞作品
第三十三回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数4,763句の投句をいただきました。
この中から「一般の部 12作品」「ジュニアの部 12作品」の計24作品を、選者・黒田 杏子(くろだ ももこ)先生によって選句させていただき、ここに発表させていただきます。
【第三十三回「吉徳ひな祭俳句賞」入賞作品一覧の PDFはこちら】
【選者吟】
一般の部 入賞12作品・応募総数1,992句(敬称略)
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
ジュニアの部 入賞12作品・応募総数2,771句(敬称略)
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
黒田 杏子 先生 総評(直筆)


