京都の伝統の技が冴える兜飾りです。
小札は本金箔押、裾裏白檀塗仕上げ。正絹の縅絲。鍬形は本金鍍金仕上げ。箔押しの金屏風と組み合わせた格式高い平安一水作の兜床飾りです。
作家プロフィール
平安 一水(へいあん いっすい)1968 年(昭和43 年)京都生まれ。
大学卒業後、父(三代 平安一水)に師事し、京甲胄の伝統的技法の習得に努めました。
研究研鑽を重ね、2007 年、技術継承者として、四代 平安一水となりました。「一水」とは山紫水明の京都東山の渓谷より流れ出る一条の水の如く端正にして力強い流れのような甲胄作りを願ってつけた号です。
祖父の代より引き継がれた伝統的技法を充分に生かしながら、より幅広い作品の製作を手がけています。また、新しい技法の考案にも積極的に取り組むなど、常に作品の品質向上に努め、より洗練された伝統美の表現を目指しています。
飾付サイズ
・間口50cm
・奥行30cm
・高さ42cm
・兜サイズ:8号
・屏風:金箔押し金屏風
